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『プリンセス・ファーギー』(原題:The Dutchess)は、アメリカのヒップホップ/R&Bアーティストであるファーギーのソロデビューアルバム。 ファーギーはブラック・アイド・ピーズの紅一点の女性メンバーであり、同グループのウィル・アイ・アムがこのアルバムのメイン・プロデュースを務めている。本作からシングル・カットされた5曲はすべてがビルボード・チャートTOP5に入りした。 == シングル == *ロンドン・ブリッジ *1stシングル。ビルボード3週連続1位を獲得し、ネリー・ファータドの“プロミスキュアス”6週連続1位にストップをかけた曲である。4週目にしてジャスティン・ティンバーレイクの“セクシー・バック”により2位に引きずり降ろされたが、その後も2~3位を数週間持続したロングヒット曲である。歌の内容ではレズビアンとも捉えられる歌詞が話題を呼んだ。 *ファーガリシャス feat.ウィル・アイ・アム *2ndシングル。ビルボード最高位は惜しくも2位であったが、2~3位を粘り強くキープし続け、ロンドン・ブリッジを超えるロングヒットとなった。タイトルの“ファーガリシャス”とは“Fergie”と“delicious”をかけた造語であり、PVは映画のチャーリーとチョコレート工場をイメージして制作したとのこと。 *グラマラス feat.リュダクリス *3rdシングル。初めビルボードで8位まで浮上したが、i-Tunesでのエラーで曲が数週間ダウンロードできなくなり、チャート順位もそれに伴って落ちるという事態が起こった。しかし、i-Tunesでのダウンロードが復活すると一気にチャートを駆け上がり、2週連続1位を獲得した。歌の内容は現在のファーギーと過去のファーギーを比較したパーソナルなもの。また、ファーギーがアメリカのファッション・ブランドであるキャンディーズ(Candie's)の2007年のスプリング・キャンペーン・ガールとなったことからこの“グラマラス”がキャンディーズのイメージ・ソングとなった。 *ビッグ・ガールズ・ドント・クライ *4thシングル。ビルボード1位獲得。歌の内容は過去の恋愛について歌ったものとなっており、ファーギーがアルバムリリース年より6年も前に制作していた曲とのこと。PVではキャンディーズのワンピースや豹柄パーカーを着用しており、洗濯物を取り込んでいるシーンではキャンディーズの下着がアップで映っている。 *クラムジー *5thシングル。ビルボード最高位5位。ファーギー曰く「目に入る男性が誰でもかっこよく見えて、すぐ恋に落ちちゃうような10代にぴったりな曲」で、PVもファーギーが演じる各キャラクターがそれぞれ男性にアタックしてことごとく失敗する内容になっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プリンセス・ファーギー」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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