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プレシジョンベース : ウィキペディア日本語版
フェンダー・プレシジョンベース

プレシジョンベースPrecision Bass)は、エレクトリックベースの一種。1951年フェンダー社から発売されて以来、現在まで広く普及している。日本で一般的な略称はプレベ。英語圏ではP-Bassなどとも。
== 概要 ==
1950年にレオ・フェンダーによってプロト・タイプが作られ、1951年11月(10月説も有り)から発売された。当初のモデルは、実質的にテレキャスターのベース版であり、コンター加工されていないアッシュ製ボディ、メイプル・ワンピース・ネック、テレキャスターと同様のヘッド・デザイン、1つのコマに2本ずつ弦を乗せるブリッジサドルに、シングルコイル・ピックアップを1つ搭載というシンプルなスペックであった。
それまでのコントラバス(ウッドベース)に比べ、コンパクトで扱いやすく、アンプによって大音量も出せるため、好評を博した。また、ネックにフレットが打たれたことで、容易に正確な音程を出すことが出来るのも大きな特徴であった。このことは「プレシジョン(正確な)」という名前の由来にもなっている。
いくつかの細かな仕様変更はあったものの、基本的に上記のスペックで1957年初期まで生産されたものを、「オリジナル・プレシジョン・ベース」と呼び、それ以降のモデルとは区別されている。
1957年中期以降のプレシジョンベースは、デザインと開発助手に、フレディ・タバレスとフォレスト・ホワイトが迎え入れられ、当時としては革命的だったスプリットコイル・ピックアップ、ストラトキャスターに近いヘッドデザイン、オクターヴ調整と弦高調節がしやすくなった4コマのブリッジサドルなど、よりリファインされたモデルとなった。以降、基本的なスペックは安定し、同社のジャズベースと共に、エレクトリックベースのスタンダードとして現在でも多くのプレイヤーに使用され続けている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フェンダー・プレシジョンベース」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fender Precision Bass 」があります。



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