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プレスハム : ウィキペディア日本語版
プレスハム
プレスハムとは、日本の食肉加工品である。小片の畜肉を固めて作られる比較的安価な食肉加工品で、日本では1970年代以前の一時期、一般にハムといえばこれを指した。品質表示基準では「プレスハム類」として、「ハム類」とは区別される。
==概要==

小片の豚などの肉塊を塩せきし、それをつなぎとともにあるいはつなぎを加えずに練り合わせ、ケーシングに充填し、熱を加えるなどして固めて作られる。熱を加える前にくん煙する場合もある。過去にはハムやベーコンの製造で肉の整形の際に発生した屑肉を寄せ集めて製造され、寄せハムと呼ばれていた。ハムと名は付いてはいるが、ハムとソーセージの中間的な製品である。
プレスハムでは材料として屑肉などが利用でき、製品によっては豚以外の肉も使ったこと、比較的簡単な設備で大量生産できたこと、製造に要する期間が短いことなどにより、比較的安価に製造できたことから、日本人が貧しかった戦後から高度経済成長期にかけて大きく普及した。しかしその後は消費者の高級志向からより味のよいロースハムなどに主役を譲り、加工食品用での需要はあるものの、家庭向けの流通は少なくなっている。とくに、豚以外の肉を混ぜ合わせたプレスハムはほとんど作られなくなっている。
なお、プレスハムは日本で独自に発展した食品であるが、欧米においても、プレスドハム(pressed ham)、ニュージャージーハム(New Jersey ham)などの、プレスハムと全く同じではないが似た製法で作られる食品は存在している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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