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プレゼンス[ぷれぜんす]
『プレゼンス』 (Presence) は、イギリスのロックバンド、レッド・ツェッペリンの第7作目のスタジオ・アルバム。1976年3月31日発売。プロデューサーはジミー・ペイジ。レコーディング・エンジニアは。
==経緯== 1975年はレッド・ツェッペリンの活動歴におけるピークとも言うべき年となった。2月からの北米ツアーの大成功、『フィジカル・グラフィティ』の大ヒット、さらに5月、ロンドンはアールズ・コート・アリーナでの5夜公演を全てソールド・アウトにするなど、バンドの収益は莫大なものになった。一方で、ツアー開始直前にペイジが電車のドアに指を挟んで負傷し、ツアーの開始が遅れたり、ロバート・プラントがインフルエンザに感染し3公演が中止となった。さらにアメリカ各地でチケットを求めてファンが暴動を起こすなど、トラブル続きのツアーでもあった。また、収益をイギリスの税法から守るため、メンバーはこの年の大部分を国外で過ごすことを余儀なくされた〔シンコー・ミュージック・ムック『レッド・ツェッペリン―幻惑されて―』クリス・ウェルチ著、中村美夏訳、1999年。ISBN 4-401-70012-0、97頁〕。 8月からは新たなアメリカンツアーが予定されていたが、8月4日、プラント一家の乗ったレンタカーがギリシャのロドス島で事故を起こした。重傷を負ったプラント夫妻は急ぎロンドンに搬送されたが、税法の関係上、プラント本人はイギリス国内に留ることができず、ジャージー島へ移動した。他のメンバーも集まり、とりあえず8月下旬から予定されていたアメリカ・ツアーの中止を決定した〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プレゼンス」の詳細全文を読む
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