翻訳と辞書 |
プレミアムパスポート事業 : ウィキペディア日本語版 | プレミアム・パスポート事業[ぷれみあむぱすぽーとじぎょう]
プレミアム・パスポート事業(プレミアムパスポートじぎょう)は、石川県庁が、子どもが3人以上いる世帯への経済的支援策として、小売店や飲食店などサービス事業者の協力により実施している子育て支援事業である。18歳未満の子どもが3人以上いる世帯に交付されるプレミアム・パスポート(略称「プレパス」)と呼ばれるカードを、事業に協賛する企業の店舗で買い物などの際に提示すると、代金の割引などの特典を受けることができる仕組みである。2006年1月から実施されている。 ==概要== 協賛する企業・店舗は、2012年3月15日時点で1,963店舗となっている〔『北國新聞』2012年3月17日〕。業種は、スーパーマーケット、ドラッグストア、レストランなど小売・飲食関係が中心である。そのほか、子育て家庭を顧客層とする学習塾、運動教室などの教育関係、遊園地、動物園、水族館などの娯楽関係をはじめ、美容、金融、通信、自動車、住宅など生活関連全般にわたる。チェーンストアやフランチャイズの店舗ばかりでなく、個人商店など単独の店舗も多くみられる。特典の内容は、代金の割引(例:5パーセント引き、子ども料金無料)、買い物ポイントの割増(例:ポイント2倍)、サービス品の提供(例:飲み物サービス、粗品進呈)、預金金利の上乗せ(例:0.3パーセント上乗せ)などで、協賛店舗ごとにあらかじめ設定されている。特典にかかる費用はすべて協賛企業の負担である。協賛する企業の店舗の情報は、常時、パソコンや携帯電話で検索することができる。また、協賛する企業の店舗には、シンボルマークが印刷されたオリジナルステッカーが配布され、店頭やレジなどに掲げられている。 プレミアム・パスポートは、18歳未満の子どもが3人以上いることを示す証明書であり、該当する世帯からの申請に基づき交付される。2012年3月1日時点で16,056世帯〔『北國新聞』2012年3月29日〕〔2009年9月末時点では支援の対象となる16,363世帯の99%にあたる16,208世帯に交付されている(内閣府2009年度『「企業参加型の子育て支援事業」に関する取組状況等調査』 )。〕に交付されている。2011年1月からは、3人目の子どもを妊娠した世帯が支援の対象に加えられた。カードは、運転免許証やクレジットカードなどと同じ大きさである。対象世帯には大人の人数分が交付される。大人は自身の顔写真を貼付したカードのみ使用することができるが、子どもは家族のものであれば使用でき、顔写真は不要である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プレミアム・パスポート事業」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Premium passport 」があります。
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|