翻訳と辞書
Words near each other
・ プロセシング
・ プロセス
・ プロセス (工学)
・ プロセス (曖昧さ回避)
・ プロセス (科学)
・ プロセスID
・ プロセスアプローチ
・ プロセスカラー
・ プロセスグループ
・ プロセスシステム工学
プロセスチーズ
・ プロセステーブル
・ プロセスデザイン
・ プロセスト
・ プロセスモデリング
・ プロセスモデル
・ プロセスルール
・ プロセス・モデリング
・ プロセス・ルール
・ プロセス乾板


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

プロセスチーズ : ウィキペディア日本語版
プロセスチーズ

プロセスチーズ英語:processed cheese)は、1種類、もしくは数種類のナチュラルチーズを原料として作られるチーズの種別。アメリカン・チーズとも呼ばれる。
複数のナチュラルチーズを加熱して溶かし、混ぜ合わせるが、そのままだと成分が分離するので乳化剤を使用する。
加熱する過程で細菌を殺菌し、酵素を変性させるので熟成はしないが、長期保存が可能になり、味が均質になるというメリットを得る。20世紀の初めにスイスアメリカで製造されるようになった。
日本ではゴーダチーズチェダーチーズが原料に使われることが多い。
== 日本におけるプロセスチーズ ==
プロセスチーズ販売の初期においては、ブロック状の形状の製品が市場を寡占していた。当時は日本人のチーズ全般への知識や理解度は低く、その様相が固形石鹸を想起させたことやチーズ独特の匂いや香りから、日本人はチーズに拒否反応を示し食わず嫌いが多く存在した。
その後、ソーセージ状のベビーチーズが市場に現れ、パン食の普及と共にシート状に薄く整形したスライス・チーズ、わずかな加熱で容易に溶けるチーズなどが販売されるようになる。一部の輸入食料品を扱う専門店や高級百貨店以外ではプロセスチーズしか入手できなかったため、日本人にとってチーズと言えばプロセスチーズを意味していた。
その後多種多様な乳製品が食生活にも浸透してゆき、海外産の各種チーズが一般のスーパーマーケットでも販売されるようになった。そのためプロセスチーズのシェアはナチュラルチーズに押されつつあるが、味にクセがないためにハンバーガーサンドイッチなどのパン食や料理の具材として、また味覚の多様化により果汁果肉が入ったチーズ、アーモンド等のナッツ穀類が入ったチーズ、チューブ入りチーズ、ヨーグルト状チーズ、6Pチーズなどの個包装チーズ等の需要は依然として高い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「プロセスチーズ」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.