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プロセッサ・アーキテクチャ : ウィキペディア日本語版
CPU設計とは、コンピュータハードウェア部品であるCPU開発における設計であり、電気工学と計算機工学のサブフィールドである。== 概要 ==CPU設計の中心は以下のような部分である。
CPU設計とは、コンピュータハードウェア部品であるCPU開発における設計であり、電気工学計算機工学のサブフィールドである。
== 概要 ==
CPU設計の中心は以下のような部分である。
# データパス演算装置パイプラインなど。実行ユニットを、流れるデータの観点から見たものが「データパス」である)
# 制御装置(データパスを制御する論理回路)
# メモリ部品(レジスタファイルキャッシュ
# クロック回路(クロックドライバ、PLL、クロック供給ネットワーク)
# パッドトランシーバ回路
# 論理ゲートセルのライブラリ(論理回路の実装に使う)
高性能を求められる市場向けのCPU設計では、動作周波数、消費電力、チップ面積の目標を達成するため、これら全てを独自に設計する必要が生じる場合もある。
低消費電力を求められる市場向けのCPU設計では、以下のようにして実装負担を減らす場合がある。
* 一部を、IP(知的財産のこと)と呼ばれる既存の設計を購入する形で入手する。
* 制御用論理回路の実装技法(CADツールによる論理合成)を他の部分(データパス、レジスタファイル、クロックなど)の実装にも利用する。
CPU設計でよく使うロジックスタイルとしては、以下のものがある。
* 有限状態機械
* マイクロプログラム方式
* プログラマブルロジックアレイ
ロジックの実装に使うデバイスの種類は以下の通り。
* TTL集積回路 - チップ数が多量になるため、最近では使わない。
* プログラマブルロジックデバイス - 一時期CPUにも使われた。
* ECLゲートアレイ - 今では一般的ではない。
* CMOSゲートアレイ - 一時期CPUにも使われた。
* CMOS ASIC - 最近では最も一般的。
* FPGA - ソフトプロセッサで一般的。再構成可能コンピューティングでは多かれ少なかれ必須。
CPU設計には、一般に以下のような作業がある。
* プログラマから見える命令セットアーキテクチャの設計。実装は様々なマイクロアーキテクチャで行う。
* アーキテクチャ研究と性能モデリング
* RTL設計と検証
* 性能上重要な部分の回路設計(キャッシュ、レジスタ、ALU)
* 論理合成または論理ゲートレベルの設計
* タイミング分析(各部分が指定した周波数で動作することの確認)
* 論理ゲートの配置と配線などの物理設計
* RTL、ゲートレベル、トランジスタレベル、物理レベル、それぞれの等価性を検証
* デザインルールチェックシグナルインテグリティのチェック
多くの複雑な電子回路設計と同様、論理の検証(設計にバグが含まれていないことの証明)がCPU開発プロジェクトのスケジュール上、重要な位置を占めている。
CPUアーキテクチャ上の重要な発明としては、キャッシュメモリ仮想記憶パイプラインスーパースケーラCISCRISC仮想機械エミュレータマイクロプログラム方式スタックなどがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「CPU設計とは、コンピュータハードウェア部品であるCPU開発における設計であり、電気工学と計算機工学のサブフィールドである。== 概要 ==CPU設計の中心は以下のような部分である。」の詳細全文を読む



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