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プロトポルフィリンIX : ウィキペディア日本語版 | プロトポルフィリン
プロトポルフィリン (protoporphyrin) は、ポルフィン環に、4つのメチル基、2つのビニル基、2つのプロピオン酸基が結合した構造をもつポルフィリンの総称である。特に断らない場合、ヘムやクロロフィルの前駆体となるプロトポルフィリンIX を指す。また、ポルフィリン類の分類に使われるローマ数字は、"Appendix 3 Fischer Trivial Names"(脚注参照)によって置換基の種類と位置によって決められる〔International Union of Pure and Applied Chemistry and International Union of Biochemistry, "Nomenclature of Tetrapyrroles (Recommendations 1986)", ''Pure & Appl. Chem.'' 59, 779 (1987) "Appendix I A. Trivially Named Porphyrins" 〕。 == 生体中での反応 == 生体において、プロトポルフィリンIXは、δ-アミノレブリン酸(ALA)から数種類の酵素反応を経て合成される。この合成経路は動物・植物・菌類を問わず多くの生物が共通に持つことが知られている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プロトポルフィリン」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Protoporphyrin 」があります。
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