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プロノイア(Pronoia)は、東ローマ帝国によって、国家への奉仕と引き換えに認められた土地所有権、徴税権のことを指す。11世紀後半以降、プロノイアを得た貴族がその代償として軍事奉仕を果たしたとされる。この点で、イスラム世界におけるイクターと類似する性格を有する。「プロノイア」は、語源としては「予想」「配慮」を意味する。中世ギリシア語発音では「プロニャ」。 ==概要== ===背景=== 11世紀後半に成立したコムネノス王朝は、中央集権化の進んだマケドニア朝とは異なり、軍事貴族の連合政権といった性格を持っていた。従って、プロノイアの下賜や交易特権の容認を通じて、各地の軍事貴族と融和を図る必要があった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プロノイア」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Pronoia 」があります。 スポンサード リンク
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