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プロピオン酸[ぷろぴおんさん]
プロピオン酸(プロピオンさん、propionic acid)は分子式 C3H6O2、示性式 CH3CH2COOH、分子量 74.08のカルボン酸。IUPAC系統名ではプロパン酸 propanoic acid となる。CAS登録番号は79-09-4。消防法による第4類危険物 第2石油類に該当する〔法規情報 (東京化成工業株式会社)〕。 単体は融点 −21 、沸点 141 の無色の液体で、不快な臭気を有する。水、エタノール、クロロホルム、エーテルなどに溶けやすい。1-プロパノール、プロピオンアルデヒドの酸化によって得られる。 語源は「最初の脂肪酸」という意味で、油脂の加水分解により得られる脂肪酸のうち、最も炭素数の少ないものであったことによる。 == 用途 == プロピオン酸および同カルシウム塩・ナトリウム塩が、食品用保存料〔食品衛生の窓 (東京都福祉保健局)〕および香料として利用可能であるが、特有の臭気があるため使用例は多くない〔食品添加物公定書規格中のプロピオン酸「易酸化物」について (CiNii)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プロピオン酸」の詳細全文を読む
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