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プロベネシド(Probenecid、商品名:ベネシッド)は尿酸排泄促進薬の一つであり、尿中への尿酸排泄を増加させる効果を持つ。痛風及び高尿酸血症の治療に用いられる。カリナミド(carinamide)の代替薬として創薬された。一部の医薬品について腎臓からの排泄を競合的に阻害し、血中濃度を増加させて作用時間を延長させる。 ==効能・効果== *痛風・高尿酸血症(急性痛風発作が起こっている時は、発作が治まる迄投与開始しない事) *ペニシリン、パラアミノサリチル酸の血中濃度維持 第二次世界大戦中、ペニシリンの供給量が足りない中でその効果を延長する目的で使用された。現在でも重症感染症の治療時に抗生物質の血中濃度を上昇させる為に用いられる。或る研究では、プロベネシドは抗インフルエンザウイルス薬の一つオセルタミビルの血中濃度を2倍以上に増加させるので、抗ウイルス薬の効果増強にも使用出来るとしている。 ドーピングの際のとして使われる事も有り得る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「プロベネシド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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