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ヘキサクロリド白金(IV)酸アンモニウム : ウィキペディア日本語版 | ヘキサクロリド白金(IV)酸アンモニウム[へきさくろりどはっきん よん さんあんもにうむ]
ヘキサクロリド白金(IV)酸アンモニウム(ヘキサクロリドはっきん よん さんアンモニウム、)は、化学式が 2 と表される白金錯体である。吸湿性でない可溶な白金(IV)塩のまれな例である。強く黄色に着色した水溶液を形成する。1 mol/Lの NH4Cl 水溶液に対する溶解度はわずか0.0028 g/100 mLである。 == 製法と構造 == ヘキサクロリド白金(IV)酸アンモニウムは、独立した四面体形のアンモニウムカチオン NH4+ と、八面体形のヘキサクロリド白金(IV)酸アニオン 2- からなる。通常、アンモニウム塩の溶液をヘキサクロリド白金(IV)酸の溶液で処理することによって細かい黄色の沈殿として得られる。溶解度が非常に低いため、この処理は鉱石やリサイクル残渣から白金を分離するために用いられる〔Cotton, S. A. Chemistry of Precious Metals, Chapman and Hall (London): 1997. ISBN 0-7514-0413-6.〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヘキサクロリド白金(IV)酸アンモニウム」の詳細全文を読む
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