|
ヘクター・アルモンテ(Héctor Radhames Almonte〔ウェイン・グラシック『2002 JAPAN PRO BASEBALL - 英語版 日本プロ野球メディアガイド』日本洋書販売、2002年、ISBN 9784901178778〕 、1975年10月17日 - )は、ドミニカ共和国出身の元プロ野球選手(投手)。エリック・アルモンテの実兄にあたる。台湾球界での登録名は、海克特。 == 来歴・人物 == 1993年にフロリダ・マーリンズと契約し、1999年7月26日にメジャーデビュー。 マーリンズの3Aに所属していた2001年、シーズン当初から投壊にあった読売ジャイアンツが6月にアルモンテを獲得する。 来日直後の二軍戦で、ストレートは157キロを記録した。1年目は一軍でも152キロを記録するなど、守護神として期待を集めた。しかし、球にキレがないのかその割には奪三振率は高くなく、さらにコントロールが悪い、球種が少ない(スライダー、チェンジアップのみ)、決め球がないなどと欠点を露呈し試合を壊した。内野二塁打という珍しいヒットも打たれてしまった事がある。 当然、2年契約にも関わらず1年での解雇が決定的だったが、鹿取義隆ヘッドコーチの期待もあり残留が決まる。だが2年目も変化はなく、(決め球がないため)とにかくストレートで押すだけという投球内容だったが、コントロールに若干の改善が見られたためか強引ながら何とか抑え込んだ。終わってみれば1セーブ、防御率1.50と期待に応えた。2年契約の満了とともに退団した。 メジャー復帰後はボストン・レッドソックス、モントリオール・エクスポズなどでプレー。 その後は、主に独立リーグなどでプレー。2008年はアトランティックリーグでプレーした後、台湾・中華職業棒球大聯盟の米迪亜ティー・レックスに移籍した。 現在は、ゴールデンベースボールリーグのチームでコーチを務めている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヘクター・アルモンテ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|