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ヘッドオン (''Head-On'') は、1979年にセガ(後のセガ・インタラクティブ)より発表されたアーケード用テレビゲーム。初のドットイートゲームとして知られている。 当ゲームは前年の1978年に爆発的ヒットとなった『スペースインベーダー』の後釜を目指す、「ポスト・インベーダー」として作られ、テレビコマーシャルも放映されるなど、かなり力を入れて売り出された。大ヒットとは行かなかったが、この時代のセガのゲームとしては『ディープスキャン』、『トランキライザーガン』、『侍』、『モナコGP』と並び良く知られているゲームである。 なお、当稿では続編の『ヘッドオンII』、『カーハント』およびヘッドオンのライセンス生産やコピーゲームについても、併せて解説する。 == ゲームの概要 == * ゲームは円周状のサーキットで行われ、外周から内周まで計5車線が存在する。ちなみにスコアや残機表示は内周のさらに内側の、画面中央に存在する。 * プレイヤーが操作するキャラクターは黄色い車で(MY CARと呼ばれる)、画面中央下部から反時計回りにスタートする。 * プレイヤーを邪魔するキャラクターは赤い車で(RED CARと呼ばれる)、プレイヤーの背後から時計回りにスタートする。 * サーキットはドットゾーンと上下左右の車線変更ゾーンに分けられる。ドットゾーンには黄色いドット(点)が敷き詰められており、MY CARを操作してドットを全て消す事がプレイヤーの目的である。 * RED CARはMY CARを妨害しようと、同じ車線に変更して来る。プレイヤーはこれを避けて全ドット消去を目指す。 * RED CARを避けてドットを消すには、車線変更ゾーンでの車線変更が必要となる。上か下の車線変更ゾーンではレバーを上下に、左か右の車線変更ゾーンではレバーを左右に動かす事で車線変更をする。なお低速では2車線まで変更出来るが、高速では1車線しか出来ない。RED CARの車線変更は常に1車線までである。 * RED CARを避けるもう一つの方法に速度変更があり、加速ボタンを押さないと低速、押している間は高速で走る。RED CARもMY CARにあわせて高速と低速を使い分けて走り、ドットが少なくなると常時高速で妨害して来る。 * RED CARは時々、ドットを赤色菱形の「スペシャルドット」に変える。これをMY CARが取ると通常のドットより高得点となる。ただしスペシャルドットの上を再度RED CARが通ると、通常のドットに戻る。 * 全ゾーンを走行してドットを消せば「BONUS」表示が出て1面クリア。2面ごとにRED CARが一台ずつ、最大三台まで増える。全8面クリアすると元に戻る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヘッドオン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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