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ヘッドクラッシュとは、リムーバブルディスクパック型ハードディスク装置及びハードディスクドライブに於けるヘッドの衝突(クラッシュ)の事である。 強い衝撃を受けた場合にヘッドが円盤に接触し、ヘッド及び磁性面を傷つける事を指す。ヘッドが磁性面から離れなくなる事をクラッシュと呼ぶ場合も有るが、専門的にはヘッド吸着と呼び区別している。 == 原理 == ハードディスクドライブの内部では、プラッタと呼ばれる記録媒体の円盤に、プラッタの表面すれすれの位置に浮いたヘッドからデータが読み書きされる(詳しくは、ハードディスクドライブの項を参照)。 しかし、この隙間にダストなどが入り込むとヘッド及び磁性面に傷が付き始め、やがてその摩擦力によってヘッドがバウンドし、ますます大きな傷がつく。最終的にはヘッドが吹っ飛んでしまう事もある。また、磁性面に塗布されたライナーと呼ばれる潤滑剤の劣化が原因となることもある。 その他、ヘッドに強い衝撃力が加わった場合にヘッドが磁性面でバウンドするなどヘッドの高度が不安定になり円盤を傷つけるようになることがある。これがヘッドクラッシュの主な症状である。 また、ヘッド吸着になりかけている場合、円盤部が回転を開始する際にヘッドが吸着面よりはがれバウンドしヘッドクラッシュに陥る場合もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヘッドクラッシュ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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