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エグゼクティブサーチ
エグゼクティブサーチ()は、役員などの経営幹部または特定の専門的なスキルを持った人材を、外部からスカウトする業務を指す。ヘッドハンティングとも。 欧米諸国と比較すると、日本では2000年代までは、経営幹部の外部からの招聘はあまり盛んとは言えなかったが、2010年代に入ると、 サントリーにローソンから新浪剛史が、 ベネッセに日本マクドナルドから原田泳幸が、 資生堂に日本コカ・コーラから魚谷雅彦が、LIXILにゼネラル・エレクトリックから藤森義明が、社長としてスカウトされるケースが増えたことで、その背後にあるエグゼクティブサーチに対しても注目が集まっている。 ==業務の内容== 人材を探す企業が、エグゼクティブサーチファームといわれる専門の会社や独立したコンサルタントに依頼して、候補者となる人材を関連業界などから探す形を取るのが一般的。条件に合う人材が見つかった場合、エグゼクティブサーチファームが依頼した企業の代わりとなって、候補者が転職する可能性を探ることや、候補者の説得を行う他、面接などの日程および場所の調整、報酬などの条件面の交渉を両者の間に入って行う。〔Executive Search 英語版ウィキペディア〕 報酬は、依頼をする企業の側が、数百万円から1千万円程度の金額を依頼料(リテーナーフィー)として支払った上で、紹介を受けた候補者の採用時に、当該候補者の年収の3割程度を成功報酬として追加で支払う形が一般的である(リテーナー式)。日本では依頼料無しの完全な成功報酬型(コンティンジェント式)の人材紹介もエグゼクティブサーチを名乗ることが多いが、欧米では、リテーナー式でない人材紹介はエグゼクティブサーチに含まないことが多い。〔Glossary(用語集) Association of Executive Search Firm〕
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エグゼクティブサーチ」の詳細全文を読む
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