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虹彩異色症(こうさいいしょくしょう、''heterochromia iridis'')は、左右の眼で虹彩の色が異なる、もしくは、一方の瞳の虹彩の一部が変色する形質のこと。 == 概要 == バイアイ(bi-eye、片青眼)やオッドアイ (odd-eyes) も虹彩異色を表す言葉として使われることがあり、特に動物に対して使われることが多い。また、名称だけでなく発症割合としても、ヒトよりもイヌやネコが発症する場合が多い(ネコについては別項「オッドアイ (ネコ)」を参照のこと)。 異色症(''Heterochromia''、ヘテロクロミア)だけでも虹彩の異常を指す場合がある。 ネコの場合、日本では、一方が黄色(銅の色)、他方が青色の虹彩を持つ場合、金目銀目とも呼ばれる。白猫に多く発症し、青色の側に聴覚障害を併発している場合もある。タイ王国では「白い宝石」を意味する「カオマニー ()」の名で呼ばれ、瞳については特に「ダイヤモンドの瞳」と称される。なお、イヌの場合、シベリアンハスキーに限っては虹彩異常ではない。 ヒトの場合は、先天的な特徴として現れるほか、ワールデンブルグ症候群、まだら症・等の遺伝子疾患、後天的にはホルネル症候群、虹彩毛様体炎、緑内障、または、虹彩萎縮や、事故による虹彩の損傷等の要因によって現れる。また、先天性虹彩異色は白人に多いという傾向が指摘されている。また、虹彩異色毛様体炎等によっても、両方の虹彩の色が異なったりする。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「虹彩異色症」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Heterochromia iridum 」があります。 スポンサード リンク
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