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ヘビ毒[へびどく] ヘビ毒 (ヘビどく, snake venom)とは、毒蛇の持つ毒物質の総称。神経毒と出血毒、筋肉毒に大別される〔生物毒とは:いろいろな生物の毒の話 福岡大学 機能生物化学研究室〕。 == 概要 == 複数のタンパク質で構成され、多くの種では消化液(消化酵素)が毒腺に溜まった物。一部の種(ヤマカガシ)では、餌として捕食した動物(ヒキガエル)の毒を再利用している。毒を持つヘビの多くはコブラ科 (Elapidae) 、クサリヘビ科 (Viperidae) 、ナミヘビ科 (Colubridae) に属するヘビで、450種程度とされている。 同じ種の毒でも生息地域により毒性分が異なっていることが報告され、餌が差異の原因となっていると考えられている〔魯文哲、ヘビ毒成分の多様性と食物の関係 ファルマシア Farumashia 32(10) pp.1247 19961001 社団法人 日本薬学会〕。また、神経毒を持つとされている種でも出血毒の成分が一部含まれていること、逆に出血毒を持つとされている種でも神経毒の成分が一部含まれていることが知られている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヘビ毒」の詳細全文を読む
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