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ヘルシンキ中央駅[へるしんきちゅうおうえき]
ヘルシンキ中央駅(、) はフィンランド・ヘルシンキ市にある、ヘルシンキの玄関口となる駅である。ヘルシンキからフィンランド国内の各都市に向かう長距離列車の大部分と全てのヘルシンキ近郊列車は当駅から出発する。ヘルシンキ地下鉄ラウタティエントリ駅の乗り換え駅でもある。VRが駅舎管理を担当している。 ==概要==
駅はフィンランド産の花崗岩で造られ、高さ48.5mの時計塔が目を引く。正面出入り口の両脇に2体ずつ、計4体のランプを持った像が鎮座している。像はVRのテレビCMに使われるなど非常に有名で、この像を題材としたラップ曲もリリースされている。一日に約20万人もの人々がこの駅を利用し、フィンランドで最も利用客のある建物の1つである。 駅には19のプラットフォームがあり、東側から順に番号が振られている。1から4番線はティックリラ行きのローカル線(近郊電車)、5番線から12番線は長距離列車の発着が行われている。5番線から10番線は主にティックリラ経由タンペレ行き、サンクトペテルブルク行きなどの北方面、東方面行きの列車が使用している。11番線、12番線はエスポー経由トゥルク行きの特急列車が使用する。13番線から19番線は西行きのローカル線(エスポー、ヴァンターンコスキ行き)が発着する。 駅の西側にはカートレイン、貨物の積み下ろしを行うスペースがある。また、西側の線路はヘルシンキ西港の貨物駅へと続いている。車両基地は隣駅のパシラ駅にある。ヘルシンキ中央駅はフィンランドの交通の中心地である。駅の両サイドにはバス停があり、ヘルシンキ・ヴァンター空港へのバスは西側出口から出発している。ヘルシンキ地下鉄のラウタティエントリ駅は中央駅の真下にあり、アセマトゥンネリ地下街でつながっている。駅前にはヘルシンキ・トラムの停留所があり、多数の系統が発着する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヘルシンキ中央駅」の詳細全文を読む
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