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ヘーヴィーズ湖(ヘーヴィーズこ、)とは、ハンガリーの西部に存在する湖の1つである。この湖全体が温泉であることで知られていて、例えば「ハンガリーの温泉湖」などと紹介されることもある。ただし温泉とは言っても、その湖面付近の水温は30度前後程度に過ぎない。 == 概要 == ヘーヴィーズ湖は、おおよそ北緯46度47分、東経17度11分に位置する。湖面の面積は約47000m2、最大水深は約36mである 〔 『世界の温泉 & SPAリゾート』 p.48 サンブックス 2002年5月1日発行 ISBN 4-434-01741-1 〕 。 ヘーヴィーズ湖は、その全体が温泉であることで知られている。最も水温が高くなる夏季は約33度、最も水温の低くなる真冬でも26度を下回らない 〔 『世界の温泉 & SPAリゾート』 p.48 サンブックス 2002年5月1日発行 ISBN 4-434-01741-1 〕 。 すなわちヘーヴィーズ湖は年中凍り付かない湖、つまり不凍湖である。 ハンガリーは、その国土の大部分が温帯に属するものの、内陸国であり海洋の影響をあまり受けない大陸性の気候であるため、冬季は寒冷で乾燥する。なお、真冬のハンガリーの平均気温は氷点下である。このような気候であるため、本来であれば真冬の水温はもっと低いはずだが、湖底から温水が湧出しているために、冬季でも26度以上という高い水温となっている。湖底からの温水の湧出量は、毎時約8600万リットルにおよび、28時間から30時間で湖水の全てが入れ替わってしまうために水温が保たれているのである 〔 『世界の温泉 & SPAリゾート』 p.48 サンブックス 2002年5月1日発行 ISBN 4-434-01741-1 〕 。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ヘーヴィーズ湖」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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