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ベア級カッター[べあきゅうかったー]
ベア級カッター(ベアきゅうカッター、USCG WMEC-901 Bear class)は、アメリカ沿岸警備隊の保有する中距離用カッター(USCG Medium Endurance Cutter: WMEC)である。本級の艦名は、いずれも著名なカッターからとられていることからフェイマス級 (Famous Class)とも呼ばれるほか、その全長から、270フィート級とも呼ばれている。1983年より就役を開始し、最終的に13隻が就役した。 ==装備==
=== C4ISRシステム === 沿岸警備隊はアメリカ海軍のC4Iシステムに準じた作戦級C4Iシステムを構築しており、本級も、その端末としてAN/USQ-119A2 JMCISを搭載している。これは、衛星通信システムとしてOTCIXSやTADIXSに対応している。 また本級は、沿岸警備隊の艦艇としては初めて、建造された当初より統合された指揮管制システムを備えており、戦術情報処理装置としてSCCS-270(Shipboard Command Control System)、統合化船橋システムとしてCOMDAC(Command Display and Control)を備えている。SCCS-270はJMCISの技術に準拠して、フリゲート統合艦載戦術システムと同様に民生用のコンピュータを利用して構築されている。武器管制機能とは連接されていないものの、Mk.92 mod.1砲射撃指揮システム(GFCS)の低空警戒レーダーやSPS-73対水上レーダーからの情報を融合し、またMX-512端末によりリンク 11にも対応する〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ベア級カッター」の詳細全文を読む
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