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ベオグラード級駆逐艦[べおぐらーどきゅうくちくかん]
ベオグラード級駆逐艦(ベオグラードきゅうくちくかん、Beograd class Destroyer)はユーゴスラビア海軍の駆逐艦の艦級である。 == 概要 == 本級はユーゴスラビア海軍が自国の沿岸防御のためにフランスに設計を依頼して3隻が建造されたクラスである。設計にはフランス海軍のラドロア級駆逐艦をタイプシップとしたが、機関配置はボイラー3基を前部に1基、後部に2基を配置するシフト配置だが、ボイラー形式をイギリス式とした際に4本煙突から2本煙突へとマイナーチェンジされていた。 1番艦の建造はフランスのロワール造船所、2番艦と3番艦は自国のスプリトで行われた。兵装はチェコスロバキアのシュコダ社とイギリスのヤーロー社による複雑な調達方法を採っている。 就役後に第二次世界大戦が勃発し、イタリアに接収されてしまい、3隻とも自沈したが1番艦と2番艦は浮揚・修理されてイタリア海軍駆逐艦として竣工した後、今度はドイツ陸軍に接収を受けてドイツ海軍駆逐艦として就役した艦がある稀有な戦役を持つ。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ベオグラード級駆逐艦」の詳細全文を読む
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