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ベケット卿 : ウィキペディア日本語版
パイレーツ・オブ・カリビアンの登場人物[ - とうじょうじんぶつ]

 
  
  
  
  

パイレーツ・オブ・カリビアンの登場人物( - とうじょうじんぶつ)では、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの登場人物について記述する。
役名表記は「役者/日本語吹き替え版」とする。
== 主要人物 ==
; ジャック・スパロウ (Jack Sparrow)
: 演:ジョニー・デップ/平田広明
: シリーズ通しての主人公。選ばれし9人の“伝説の海賊”の1人。伝説の海賊の証である「銀貨」は、モロッコのビーズと古代タイの金貨。
; (Will Turner)
: 演:オーランド・ブルームディラン・スミス(幼少期)/平川大輔内山昂輝(幼少期)
: 第1作から第3作の準主人公。本名ウィリアム・ターナー・ジュニア (William Turner Jr.)。「靴紐の(ブーツストラップ)ビル」として知られる海賊のビル・ターナーの一人息子。
: 幼い頃にビルが失踪してしまい、彼は自身が海賊の息子だということを知らずに幼少時代を過ごす。幼少時代はイギリスで母親と暮らしていたが、母親の死後ジャマイカ行きの船に乗り込んだ。しかしその船がブラックパール号に襲われ、漂流していた所をエリザベスに発見され一命をとりとめる。以来ポート・ロイヤル鍛冶屋として働いていた。エリザベスと恋に落ち、最終的には第3作で結婚した。剣術に長けており、さらわれたエリザベスを助けるため自ら海賊船に乗るなど勇敢な一面を見せる。実直、真面目な性格のため、ジャックに利用される事もあったが、両者は固い絆で結ばれている。
: 第3作では父親を助け出すためにベケット卿と交渉を行うなどした。デイヴィ・ジョーンズに胸を剣で貫かれてしまうが、息絶える寸前にジャックの手助けによってデイヴィ・ジョーンズの心臓を刺し、父親によって心臓を取り出され新しくフライング・ダッチマン号の船長として復活、ブラックパール号とともにベケット卿の乗るエンデバー号を挟み撃ちにして撃破した。
: フライング・ダッチマン号の船長になったため、10年に1度しか陸に上がることができなくなってしまった。第3作のラストで、エリザベスとウィルの息子と思われる子供が海岸で待ち、海の向こうからダッチマン号に乗ったウィルが現れて映画が終了する。
; (Elizabeth Swann)
: 演:キーラ・ナイトレイルシンダ・ドライゼク(幼少期)/弓場沙織最上莉奈(幼少期)
: 第1作から第3作のメインヒロイン。ウェザビー・スワン総督の一人娘。
: 父親の勧めによりジェームズ・ノリントンとの結婚が迫られていた。しかし、ウィル・ターナーと恋に落ち、婚約した。ヘクター・バルボッサにさらわれてしまったり、『デッドマンズ・チェスト』ではジャックを助けた罪で監禁されたりするなどした。
: また、デッドマンズチェストの後半では船に迫るクラーケンと戦い、囮にするべくジャックに手錠を掛けた。このためにジャックはクラーケンに飲み込まれてしまうが、『ワールド・エンド』で助け出された。
: 『ワールド・エンド』では父がベケット卿に殺されたことを知り、サオ・フェンが敵の襲撃を受け致命傷を負った時、エンプレス号の船長へ任命された。その上、海賊長達が集まって会議を行うブレズレンコートで、ジャックの票によって海賊王に選出された。その後、デイヴィ・ジョーンズとの戦いの際中、船上でバルボッサの読み上げでウィル・ターナーと結婚した。ウィルがデイヴィ・ジョーンズに刺されて死んで行くのを看取ったが、ウィルから離れなかったためジャックがウィルから離し、船の帆で空中へ脱出させた。ブラックパール号に戻り、ウィルとフライング・ダッチマン号が海底から復活を遂げたのを見ると、砲撃開始の合図に参加し、ベケット卿の乗るエンデバー号を撃沈した。最後にはブラック・パール号を降り、1日をウィルと過ごした後、夕日の沈む中でフライング・ダッチマン号とともに水平線へ消えるウィルを見届けた。10年後、生まれた子供と共にウィルと再会を果たす。
: 彼女は活発で元気よく、自立心強い性格として描かれている。もともとはおしとやかな女性だったのだが、シリーズ3作品を通して勇敢な海賊へと変貌を遂げていった。海賊となったのちも、婚約者であるウィル・ターナーや父親のウェザビー・スワンへの愛情は変わらない。大の酒嫌いで、理由は彼女曰く「お酒は最高に立派なはずの男性を最低のクズにする悪い飲み物だから」とのこと(第1作では、実際に無人島で火を起こして酒を樽ごと放り投げて、狼煙にしていた)。ジャック・スパロウとはポート・ロイヤルで初めて出会い、自分を人質にとり海軍から逃げて行ったことに反感を抱いたが、その反面、自分の命を助けてくれたことに感謝の気持ちを持ち、うまくはいかないが彼が捕まるのを阻止しようと試みるような一面を持つ。
: 『ワールド・エンド』ではウィルに教えてもらった剣術を利用し、敵から自分の身を守るようになり、自然と2刀流で戦えるようにもなる。巧みな戦略を立ててして敵を倒し、ジャックにより海賊王となったのちもリーダーとしての力量も示してゆく。天性の才能にあふれた強い女性である。
; (Hector Barbossa)
: 演:ジェフリー・ラッシュ/壤晴彦
: 全部で9人いる伝説の海賊の1人で、カスピ海の王として知られている。かつてはジャック・スパロウが船長を務めるブラックパール号の船員(一等航海士)だった。しかしある晩、ジャックを船員とともに騙して船を乗っ取り、以降は自分が船長となる。その後、アステカの金貨を見つけて使い呆けたが、その金貨の呪いにかかってしまい、他の船員とともに10年間不死身の身体となって海を彷徨っていた。好物は林檎とカスピ海原産のキャビア。伝説の海賊の証である「銀貨」は、ラゲッティの義眼。
: 常時ペットである猿のジャック・ザ・モンキーを肩につれている。第1作ではジャックとエリザベスを孤島に置き去りにするなどした。その後呪いが解けた瞬間にジャックの銃撃によって死亡する。第2作にはティア・ダルマの魔術によって復活。
: 第3作では、船を先導してジャック・スパロウを探しに出た。サオ・フェンに会い、伝説の海賊たちが集まったブレズレンコートでは司会と解説の役割を果たしている。また、船上でデイヴィ・ジョーンズやベケット卿の船団と闘っている最中、船長権限でウィルとエリザベスを結婚させた。
: ベケット卿に勝利した後、バルボッサは再びブラックパール号の船長となった。このとき、ジャックとギブスをトルトゥーガに置き去りにして、サオ・フェンの海図を独り占めしようと考えたが、ジャックにより肝心の中心部分が切り抜かれていた。
: 第4作では、黒ひげとの戦闘でブラックパール号と片脚を失い、その復讐のために英国王ジョージ2世に仕える私掠海賊となってジャックの前に現れる。ジョージ2世の命令でスペイン王よりも先に命の泉を発見するため、ジャックの持っていた地図の内容を覚えていたジョシャミー・ギブスを連れて航海に出かける。島に到着した後はジャックと再会してスペイン人相手に共闘し、そして自分が英国王に仕えている本当の理由を明らかにした。その後、生命の泉での戦いでモウドクフキヤガエルの毒を塗った剣で黒ひげを刺し殺し、彼の死後は代わりにアン女王の復讐号の船長となる。ちなみに、片足を失った後に着けている義足は、中に酒を入れられるようになっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「パイレーツ・オブ・カリビアンの登場人物」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 List of Pirates of the Caribbean characters 」があります。



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