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マリア (マルタの妹)
マリア(ベタニアのマリア)は、新約聖書に登場する女性。イスラエルはエルサレムの近郊、ベタニアに弟ラザロ、妹マルタと共に暮らし、イエス・キリストと親しかった。 ==マリアとマルタ== イエスが彼女らの家を訪れた時、迎えた妹マルタが接待のことで忙しくしていたのに対し、姉マリアはイエスの語る言葉に聞き入っていた。この姉妹の態度の違い〔ルカによる福音書10:38-42〕は、伝統的に「活動的生活」と「観想的生活」を表すものであると考えられてきた。教会、とくに修道の伝統のなかでは観想的生活を重視する論述がなされるが、エックハルトは、その説教のなかで、活動的生活を通して神に奉仕するマルタの態度をキリストはよりよいものとして嘉したとする独自の解釈を提出している。また東方教会においては、「観想的生活」と「活動的生活」はそれ自体において優劣をもたないが、マルタはマリアに対する不平を述べた点で誤りをおかしたとする理解もみられる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「マリア (マルタの妹)」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mary of Bethany 」があります。
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