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ベッシー・ヘッド
ベッシー・ヘッド(Bessie Head, 1937年7月6日 - 1986年4月17日)はボツワナの作家。南アフリカ出身。 == 生涯 == 白人の母、黒人の父のもとで生まれる。母はピーターマリッツバーグの精神病院に入院しているときにベッシーを産む。ベッシーは里親のもとで暮らすが、養父は彼女が6歳のときに亡くなり、同じ頃に実の母も亡くなる。養母の暮らしが苦しくなったため、ベッシーは13歳のときに孤児院に入る。このときはじめて実の両親について知り、大きなショックを受けた。 その後は教師やジャーナリストとして働くが、アパルトヘイトのためにカラードて不自由な暮らしを送る。結婚が破綻したのち、子供とともに英国の保護領ベチュアナランド(のちのボツワナ)へ移住する。南アフリカ政府からパスポートが発行されなかったため、出国許可証を使った亡命となった。 ボツワナではセロウェに住み、はじめは教師として暮らす。『ニューステイツマン』に掲載された記事がもとで、ニューヨークの出版者に小説を依頼され、長篇小説『雨雲のわく時』を発表した。孤独と貧困のなかで創作活動を続け、アパルトヘイトの撤廃を見ることなく1986年に肝炎により48歳で死亡するが、死後も評価が高まり、作品集や書簡集などが出版されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ベッシー・ヘッド」の詳細全文を読む
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