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ベッセルフィルタ ベッセルフィルタ()は、電子工学や信号処理における線形フィルタの一種で、群遅延が最大限平坦(線形位相応答)であることが特徴である。ベッセルフィルタはクロスオーバー(高音域と低音域などの分離を行う回路)によく使われる。アナログのベッセルフィルタは通過帯域ではほぼ一定の群遅延を示すので、通過帯域の信号の波形をそのまま保つことができる。名称の由来は、ドイツの数学者フリードリヒ・ヴィルヘルム・ベッセル。 また、特定のフィルタ回路構成を指す用語ではなく、フィルタの応答特性を指す用語であるため、ベッセルフィルタ特性(あるいはベッセル特性)と呼ぶ場合もある。 == 伝達関数 ==
ベッセル・ローパスフィルタの伝達関数は以下のようになる。
ここで、 は逆ベッセル多項式であり、これが命名の由来である。また、 は遮断周波数である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ベッセルフィルタ」の詳細全文を読む
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