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ベトナム共和国陸軍特殊部隊 : ウィキペディア日本語版 | ベトナム共和国陸軍特殊部隊[べとなむきょうわこくりくぐんとくしゅぶたい]
ベトナム共和国陸軍特殊部隊(, )は、ベトナム共和国陸軍(南ベトナム陸軍, ARVN)が有した特殊部隊。当初は敵占領地内での活動、すなわち諜報、誘拐、サボタージュなどを主な任務としていた。その後は戦力の増強を重ね、やがてベトナム共和国陸軍における精鋭戦闘部隊の1つと見なされるようになった。 ==創設== 1956年2月、ニャチャンにあった旧フランス軍空挺混成コマンド部隊(, GCMA)駐屯地を引き継いだ後、アメリカ合衆国から派遣された(Military Assistance Advisory Group, MAAG)の指導の元、ゴ・ディン・ジエム大統領は特殊部隊の編成及び訓練の開始を命じる。これに従って中央訓練別働隊()が設置された。この施設はベトナム共和国陸軍参謀本部()の部局である総教育訓練局()に属した。 1956年末、アメリカの指導を受けたジエムが総教育訓練局を解散させる〔.〕。これに伴い、戦術諜報及び防諜の任務は(, )に引き継がれた。また特殊部隊の採用及び訓練を担当する部局は連絡所()なる名称で新設された。連絡部は大統領に直属し、予算はアメリカからの援助に頼っていた。初代軍事顧問にはロジャース大佐なるアメリカ軍人が就任し、その後フロイド・パーカー大佐に交代している。総教育訓練局長だった中佐と副局長だったチャン・カク・キン()大尉は所長および副所長として留任した〔。1960年4月、連絡所は地形開拓所()に改名されるが、その組織や任務に大きな変更は加えられなかった。
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