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ベネラ4号[ろしあ]
ベネラ4号(ロシア語:Венера-4)は、1967年6月12日にソビエト連邦によって打ち上げられた金星探査機である。 == 構造 == ベネラ4号はベネラ3号同様、金星大気層に探査機を軟着陸可能な速度で降下させると言う目的で設計された。その後の観測で明らかになった金星の過酷な環境に耐えるべく降下カプセルは3号よりも大幅に強化され20気圧の圧力に耐えるようになっていた。要となる降下カプセルは直径103cm、重量383kgである。その内部には2つの温度計、気圧計、電波高度計および大気の密度計、11種類のガス分析機とデシメートル周波数帯を使用する無線送信機が搭載されていた。 なお大気圏突入用のカプセルを切り離した軌道モジュール(メインバス)の方には、磁気探知機、宇宙線探知器、水素原子と酸素原子のためのライマンα線分光計及び荷電粒子(太陽風)収集機が搭載されていた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ベネラ4号」の詳細全文を読む
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