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ベビーロケット
ベビーロケットとは東京大学生産技術研究所(現宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所)が開発し、富士精密工業(後のプリンス自動車工業、日産自動車宇宙航空事業部で、現IHIエアロスペース)及び明星電気が製造した観測ロケットである。開発名は「ベビー・ランス」。 == 概要 == AVSA班のロケット開発計画の第2段階として開発されたのがベビーロケットである。秋田ロケット実験場から全長4mのランチャーで打ち上げられた。ペンシルロケット開発中の1954年に日本油脂で径65mmのダブルベース火薬押出機が見つかる。この径に合わせてベビーロケットは開発された。エンジンの地上燃焼試験は富士精密荻窪工場で行われたが、推進力が予想以上に大きく、工場で加工を行っていた旋盤が揺れてしまい削っていたものが駄目になってしまうこともあった。この時は「荻窪でそんなことをするな、出て行ってくれ。」とまで言われている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ベビーロケット」の詳細全文を読む
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