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水素化ベリリウム[すいそかべりりうむ]
水素化ベリリウム(すいそかベリリウム、)は、ベリリウムの水素化物で、化学式が BeH2 と表される無機化合物である。 == 概要 == 水素化ベリリウムは常温常圧で白色の固体であり、250 以上で分解する〔。より重い第2族元素の水素化物の結合がイオン結合性であるのに対して、ベリリウムは原子半径が小さく原子核の正電荷が電子を強く引き付け放出しにくいので、一般にベリリウムの化合物中の結合は共有結合性である〔桜井 弘 編集 『元素111の新知識(弟2版)』 p.44 講談社 2009年1月20日発行 ISBN 978-4-06-257627-7〕。そのため、水素化ベリリウムは他のイオン結合性水素化物とは異なった性質を示す〔。 また、水素化ベリリウムはロケット燃料として使用されることがある〔Pradyot Patnaik. ''Handbook of Inorganic Chemicals''. McGraw-Hill, 2002, ISBN 0070494398〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「水素化ベリリウム」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Beryllium hydride 」があります。
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