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ベンジジン転位[べんじじんてんい] ベンジジン転位(ベンジジンてんい、benzidine rearrangement)とは、有機化学における転位反応のひとつ。1,2-ジフェニルヒドラジンが酸の作用により転位してベンジジンとなる反応〔Smith, M. B.; March, J. ''March's Advanced Organic Chemistry'' 6th ed. Wiley, 2007, pp. 1678.〕。アウグスト・ヴィルヘルム・フォン・ホフマンによって 1863年に報告された〔Hofmann, A. W. ''Proc. Roy. Soc. London'' 1863, ''12'', 576.〕。 本反応は N,N-結合の切断と C,C-結合の生成が協奏的に起こる -シグマトロピー転位の形式で進むとされている。 パラ位に置換基を持つジフェニルヒドラジン誘導体を基質とした場合は、p-アミノジフェニルアミンが生成する(セミジン転位、semidine rearrangement)。
== 脚注 == 〔
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ベンジジン転位」の詳細全文を読む
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