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ベンラファキシン(Venlafaxine、商品名:イフェクサー、開発コード:WY-45,030、PF-00345408)はセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)に分類される抗うつ薬である。 体内と脳内で神経伝達物質であるセロトニンとノルアドレナリンの濃度を上昇させる。1993年に米国でワイス(現:ファイザー)が発売した。うつ病(MDD)、全般性不安障害(GAD)、パニック障害、社交不安障害の治療に用いられる。日本での承認は「うつ病・うつ状態」である。薬事法における劇薬である。 ベンラファキシン+ミルタザピンの組み合わせは、エスシタロプラム単剤での反応率や寛解率を上回ることはないが、有害作用が起こる可能性は高くなる。この組み合わせは俗に「」と呼ばれている。 ベンラファキシンの自殺目的での過量服薬による死亡率は三環系抗うつ薬、モノアミン酸化酵素阻害薬、ブプロピオンよりは低く、SSRIと同程度である。体内で(''O''-デスメチルベンラファキシン)に代謝される。デスベンラファキシンにも抗うつ効果が有り、米国で市販されている。 ベンラファキシンとパロキセチンは、服薬中止の際に最も重篤な離脱症状を呈する。半減期が短いため、飲み忘れによって脱症候群が発生する可能性がある。 ==適応== 日本で承認されている効能・効果は「うつ病・うつ状態」である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ベンラファキシン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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