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ベーブリンゲン
ベーブリンゲン(Böblingen)は、ドイツ連邦共和国バーデン=ヴュルテンベルク州の都市であり、ベーブリンゲン郡の中心地である。地理的にはジンデルフィンゲンに隣接する。自動車・情報産業の拠点が多く置かれている。
==歴史== ヴュルテンベルクは1357年に、テュービンゲン・ベーブリンゲン伯ヴィルヘルムによって創立され、1357年にはヴュルテンベルク領となった。 1524年に勃発したドイツ農民戦争において、西南ドイツでは農民の武装蜂起が次々に起こった。1525年5月12日、ベーブリンゲンはこの戦争中でも有数の激戦地となった。ワルトブルクのトゥルフゼス・ゲオルク3世の軍が、15000人の農民軍を襲撃し、3000人の死者を出したのである。 農民戦争が終結して一世紀、南ドイツは三十年戦争の戦禍に巻き込まれる。終結した1648年には、ベーブリンゲンの人口はわずか600人にまで減少していた。 1818年には、ヴュルテンベルク王国の一行政区画となる。1879年には鉄道が開通し、工業化を一挙におしすすめることとなった。
第二次世界大戦中は、軍事上とりたてて重要ともいえないこの都市も空襲を受けた。1943年10月7日夜、焼夷弾と高性能爆弾により爆撃され、市民の犠牲が出た(死者 : 男性20人、女性12人、子供12人; 負傷者 : 200人; 市街の70%が崩壊、1735人が住居を失った)。1944年7月にも襲撃を受け、36人の非戦闘員が死亡した。 1962年、ベーブリンゲンは ''Große Kreisstadt''("大規模市" の意)に指名される。なお、現在(2007年)の境界は1971年以降のものである。
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