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ペイントレスラー ペイントレスラーは、顔の一部または全体にメイクを施し、活動するプロレスラーのことである。合わせてリングネームを用いることも多い。 == 概要 == 主に怪奇派レスラーが自身のキャラクターに肉付けする意味合いで使われることが多いが、深い意味は無くともペイント自体が自身の代名詞と成り得る場合もある。また、ヒールレスラーが顔に凄味を出すために利用する場合もある。日本国内では一般的にザ・グレート・カブキを元祖とする傾向があるが、カブキ以前にも1970年代にデトロイト周辺で「ザ・カブキ」名義で活動したレスラーが歌舞伎の隈取りをしたペイントレスラーとして存在したことや、同時期に「ムラサキ」なるペイントレスラーが存在したことも確認されている。〔別冊ゴング 昭和49年4月号(1974年、日本スポーツ出版社)〕 また、マサ斎藤がワールドプロレスリング解説時に「僕も昔、顔に塗って、こういうスタイルでファイトしてました。外人には受けるんですよね」と語っていたことからペイントレスラーの元祖が誰になるのかは諸説あり、定かではない。ただしコンスタントにペイントレスラーとして活動し、ペイントレスラーという呼称が付いたのはカブキからであり、このことについてマサ斎藤も「カブキ以前にもいたことはいるんですけどね。やっぱり彼が元祖ですよ」と語っている。その後、カブキのギミック上の息子であるグレート・ムタがペイントレスラーの正統な系譜として登場したのを皮切りに、ムタのオマージュキャラクターである多くのペイントレスラーが誕生しており、アメリカでもロード・ウォリアーズやスティングなど著名なペイントレスラーが誕生し、その認知度は飛躍的に高まっていった。また、女子レスラーにも井上京子やアジャ・コングに代表される著名なペイントレスラーが存在する。 東洋系のレスラーがアメリカ人受けする目的で行い始めたため、主に日本、アメリカにおいて多く存在し、メキシコやヨーロッパのプロレスにはあまり存在しない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ペイントレスラー」の詳細全文を読む
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