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ベジェ曲線(ベジェきょくせん、Bézier Curve)またはベジエ曲線とは、''N'' 個の制御点から得られる ''N'' - 1 次曲線である。フランスの自動車メーカー、シトロエン社のド・カステリョ (Paul de Casteljau) とルノー社のピエール・ベジェ (Pierre Bézier) により別々に考案された。ド・カステリョの方が先んじていたが、その論文が公知とならなかったためベジェの名が冠されている。コンピューター上で滑らかな曲線を描くのに2次ベジェ曲線 (Quadratic Bézier curve) や 3次ベジェ曲線 (Cubic Bézier curve) などが広く利用されている。 原語(フランス語)における Bézier の発音はベズィエに近く、「ベジェ曲線」より「ベジエ曲線」の方がこれに忠実と言えるが、いずれの呼称も用いられている。 == 応用 == コンピュータ上で滑らかな曲線を書く場合にベジェ曲線はよく利用されており、ベクターグラフィクスなどのコマンドにも用意されていることが多い。 特に、2次だけでなく、3次ベジェ曲線 (Cubic Bézier curve) までサポートされていることが多い。これは、始点と第1制御点を結ぶ線分が始点における曲線の接線になり、第2制御点と終点を結ぶ線分が終点における曲線の接線になるため、直感的に理解しやすいことにある。また、始点と第1制御点の距離によって始点付近の曲率が制御できるため、作図を行うソフトウェア(ドローソフト)で手作業により曲線を描く際に線の形を整えやすい。 PostScriptやそのフォント (Type1フォント) 、SVG や HTML5 の canvasで3次ベジェ曲線を使うことができる。Adobe Flash Playerも11.0以降では使える。 一部は2次ベジェ曲線 (Quadratic Bézier curve) までのサポートである。Adobe Flash Playerは10.3 までは2次までである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ベジェ曲線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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