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ペプコン大爆発 : ウィキペディア日本語版
ペプコン大爆発[ぺぷこんだいばくはつ]

ペプコン大爆発(The PEPCON disaster)とは、1988年5月4日アメリカ合衆国ネバダ州ヘンダーソン市のThe Pacific Engineering Production Company of Nevada (PEPCON/ペプコン)の工場で発生した工業災害である。化学火災とその後に続いた爆発により、死者2人、負傷者約372人、金額にして1億ドルの被害が発生したとみられている。16km離れたラスベガス市街地の大部分が影響を受け、いくつかの機関が災害対策計画を立ち上げた。
== 背景 ==
ペプコンの工場は過塩素酸アンモニウムを生産するアメリカで2つしかない業者のうちの1つであった。過塩素酸アンモニウムは、スペースシャトルSRBや兵器などの固体燃料ロケットブースター酸化剤のひとつである。もう一つの業者であるケール・マクギー社は、ペプコンの施設から2.4km弱離れた、爆風の被害を受けた範囲に位置していた。また、この工場直下には、直径16インチ(410mm)の高圧天然ガスパイプラインが通っていた。
1986年1月28日チャレンジャー号の事故後も、アメリカ政府は事故前と同じペースで過塩素酸アンモニウムを生産する契約をペプコンと継続していた。しかし同事故でスペースシャトル計画は一時凍結状態で、政府からの製品の出荷先の指示がなくなり、このような大量の製品の管理手順の指示も保管に最適な施設もないまま、ペプコンは生産された過塩素酸アンモニウムのほとんどすべてをプラスチック製のドラム缶に詰めた状態で構内の駐車場に保管した。推定では、爆発事故の時点で3900トンの最終生産品が施設内に保管されていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ペプコン大爆発」の詳細全文を読む



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