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ペリリュー島[ぺりりゅーとう]
ペリリュー島(ペリリューとう、Peleliu Island)は、パラオの島の一つ。パラオ諸島の主要な島のひとつで、パラオの主要諸島の南西部に位置する。ペレリウ島、ペリリユウ島、プレリュー島などとも。 北東にカープ島やロックアイランドをはさんで旧首都コロール島や現首都バベルダオブ島があり、南西にはアンガウル島が存在する。面積はおおよそ13km2、標高は最大で50m。ペリリュー州に属しており、同州の住民の多くがこの島に居住しており、州の中心でもある。島内にはKloulklubed、Ongeuldel、Imelechol、Lademisangの4つの村落があるが、Lademisang以外は北部に集中しており、多くの住民がKloulklubedに居住する。 == 日本との関係 == 第二次世界大戦時には太平洋戦争のマリアナ・パラオ諸島の戦いにおいてペリリューの戦いの中心地となり激しい戦闘が行われ〔なお、同時期に南西のアンガウル島でもアンガウルの戦いが行われている。〕、旧日本軍の歩兵第2・第15連隊は壊滅した。島内で決戦を行った日米軍の遺構が多く残され、多くの戦車やLVT、零戦などの航空機、破壊された停泊中の艦船や上陸用舟艇、兵士の持っていた水筒、ヘルメットなどが島内に点在しているほか、現地民間人等の戦没者墓苑がある。今日の島の植生は主に戦闘によって焼失したあとに再生したものであり、戦争の傷跡を癒している。 今上天皇および皇后美智子は2015年4月8日から9日にかけてのパラオ訪問に際し、島の南端に日本国政府が1985年設置した慰霊碑「西太平洋戦没者の碑」を訪問した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ペリリュー島」の詳細全文を読む
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