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ペルシア文字[ぺるしあもじ]
ペルシア文字(ペルシアもじ)あるいはペルシャ文字(ペルシャもじ)(ペルシア語: アレフバーイェ・ファールスィー)とは、アラビア文字を元にして、ペルシア語を表すために改良がほどこされた文字体系を言う。32文字からなるアブジャドである。 ==概要== ペルシア語はイラン、アフガニスタン、タジキスタンなどで話される。ペルシア語はインド・ヨーロッパ語族に属するが、7世紀にアラブに征服されてから、次第にアラビア語の文字であるアラビア文字を元にした文字体系でペルシア語を表記するようになった。特に、9世紀のサーマーン朝下において、それは発達した。 ペルシア語の音韻体系に合わせ、いくつか字母が追加され、またアラビア語と発音や字形、用法が異なる文字もある。また、ペルシア文字の書体としては、ナスタアリーク体が発達した(「イスラームの書法」を参照)。 ペルシア語はアナトリア半島ではセルジューク朝以来、南アジアではティムール朝やムガル帝国の公用語として使われた。このため、ウルドゥー文字やオスマン語の文字はペルシア文字から発達した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ペルシア文字」の詳細全文を読む
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