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ペンタジン : ウィキペディア日本語版
ペンタジン

ペンタジン(Pentadin)は、甘味を持つタンパク質で、1989年にニシアフリカイチゴ(''Pentadiplandra brazzeana'')の果実から発見、単離された〔H Van der Wel, G Larcon, A Hladika, CM Hladik, G Hellekant and D Glaser. Isolation and characterisation of Pentadin, the sweet principle of Pentadiplandra-Brazzeana Baillon. Chemical Senses 1989, 14:75-79. 〕。
果実は、長い間、類人猿や現地の住民に食されてきた。果実は非常に甘く、幼児が母乳を忘れてしまうような味であるため、現地の人は、現地の言葉で”j'oubli”(フランス語で"I forgot"の意味)と呼ぶ〔UW-Madison professor makes a sweet discovery 10:57 PM 11/04/02 Jason Stein For the State Journal 〕。
ペンタジンは、ブラゼインとともに〔Ming D and Hellekant G: Brazzein, a new high-potency thermostable sweet protein from Pentadiplandra brazzeana B. FEBS Lett 1994, 355(1):106-8. 〕、この果実から、1994年に発見された。
ペンタジンの分子量は、12kDaと推定されている。
重量ベースで、スクロースの500倍甘いと報告されている。甘さは徐々に増し、モネリンソーマチンと同じように消失する。しかし、ペンタジンの甘さのプロファイルは、ソーマチンよりもモネリンに近い〔H Van der Wel, G Larcon, A Hladika, CM Hladik, G Hellekant and D Glaser. Isolation and characterisation of Pentadin, the sweet principle of Pentadiplandra-Brazzeana Baillon. Chemical Senses 1989, 14:75-79. 〕。
==関連項目==

*ブラゼイン
*マビンリン
*モネリン
*ソーマチン

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ペンタジン」の詳細全文を読む



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