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雑巾[ぞうきん]
雑巾(ぞうきん)とは、汚れや、こぼれ落ちた液体を拭い取るなど、拭き掃除に用いられる布片のこと〔日本民具学会 『日本民具辞典』ぎょうせい p.304 1997年〕。なお、「雑布」とも書く(世界大百科事典 第2版より) == 歴史 == 鎌倉時代の絵図から日本で使われていたことがわかる掃除具は、今日のモップに似て、柄が長い木の棒の先にT字になるよう横木を付け、その横木に布きれを巻き付けた物である。当時の名称は不明だが今日棒雑巾と呼ばれている。手に持って拭くための布は室町時代に浄巾(じょうきん)と呼ばれており、これが雑巾の語源と考えられる。普及は江戸時代になってからで、使い古しの木綿の布を数枚重ね、木綿の糸で縦横に縫い合わせて補強する(刺し子にする)形は、この時代にできあがった〔小泉和子「ぞうきん」、『週刊朝日百科日本の歴史』44号1-353頁。1986年。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「雑巾」の詳細全文を読む
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