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ホクレア(; ホークーレアともいい、こちらのほうが本来の発音には近い)は、 #もともとうしかい座の1等星「アークトゥルス」のことで、この星を頼りにポリネシア人はポリネシア航法でハワイへ移住したといわれている。 〔 ハワイは喜びの星「ホクレア」が輝くベストシーズン 〕 #古代のポリネシアで用いられていた木造船(航海カヌー、Voyaging Canoe)のレプリカ。日本語では「ホクレア号」と呼ばれることも多い。本項で詳述。 #ジャルパックがオアフ島にて運行している日本人観光客向けの観光バス。同社のツアーの多くに附属している「I'llカード」「AVAカード」の所持者は無料で利用出来る。出発地点はDFSギャラリア・ワイキキ前で、レギュラー・コースは「ベスト・オブ・オアフ」、「ハワイアン・ヒストリカル・ツアー」、「ナイト・ツアー・イミロア」の3つであるが、この他に限定企画のコースも設定されることがある。なおジャルパックの親会社である日本航空は航海カヌー「ホクレア」の2007年の日本航海の公式スポンサーでもある。 #日本のバンド「BEGIN」が2007年に製作・発表した楽曲。1.の航海カヌーを取り上げたテレビ番組の主題歌にも使われた。 #遊行寺たまの漫画「+C sword and cornett」に登場する種族の名前。 == 総説 == ホクレアとは、1975年にアメリカ合衆国建国200周年記念事業の一つとして建造された、航海カヌーである。建造に際しては、ニュージーランドの医師でリモート・オセアニア海域の伝統的航海技術研究の第一人者でもあったデヴィッド・ルイス、ハワイ大学で同じくリモート・オセアニア海域の伝統的航海技術を研究していたベン・フィニー、中国系ハワイ人(日系という説もある)のイラストレーターで郷土史研究家でもあったハーブ・カワイヌイ・カネ、カヌー研究家のトミー・ホームズらが中心となった。1975年から1995年まではポリネシア航海協会が所有し、1995年から2007年まではビショップ博物館が所有していたが、2007年8月22日に所有権は再度ポリネシア航海協会に戻された。 建造直後からハワイ先住民の伝統文化復興運動のシンボルとなっているが、アオテアロア(ニュージーランド)のマオリやクック諸島、仏領ポリネシア、ミクロネシア連邦、日本などからも、航海カヌー操船技術の研修生を受け入れている。また1995年以降はハワイの子供たちの教育プログラムにも頻繁に利用されており、これは現在のホクレアの活動の中心的内容となっている。ハワイ州のState Treasureにも認定されている。 これまでの間に地球4周半分の距離を航海している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホクレア」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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