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ホグマネイ : ウィキペディア日本語版
ホグマネイ

ホグマネイ(英 Hogmanay)は、スコットランド大晦日を意味する言葉である。通常は、大晦日から1月1日の夜明けまで夜通しで続くのことを指す。
==語源==
ホグマネイの語源ははっきりしない。かつてのフランスとの同盟(:en:Auld Alliance)を通じて、中世のスコットランドに入って来たものと思われ、1604年には、モレイ・エルジンの記録で、「ハグマニー」(hagmany)に言及している。フランス北部の方言である「オギナネ」(hoguinané)由来というのが、一番確かなものである。この言葉は他にも「オギナーヌ」「オギノノ」「オギネット」という変化形がある〔Campbell, John Gregorson (1900, 1902, 2005) ''The Gaelic Otherworld''. Edited by Ronald Black. Edinburgh, Birlinn Ltd. ISBN 1-84158-207-7 p. 575: 「ホグマネイはフランス語起源である。北フランスの方言オギナネが、古フランス語でアギィヤヌフとなった。これは大晦日の贈り物、またはそれをねだる声のことである」〕。この「オギナネ」は新年の贈り物を意味するが、他に「オー・ギ・メネ」(ヤドリギのところへ連れて行く)、「オー・ギ・ラン・ヌッフ」(新年のヤドリギへ)または「オム・エ・ネ」(男性または人間が生まれる)の転訛説もある〔Hogmanay 2007 . Retrieved 14 May 2009.〕。アギィアヌフ(aguillaneuf)という古フランス語であるとの説もある。これは、大晦日以外に、大晦日に交換する贈り物のことをも指す〔Wiccaweb Hogmanay  2011年9月20日閲覧〕。他にも、北欧諸語で、ユール(クリスマス)に先立って行われる祝宴を意味する「ホッゴノット」〔did you know? - New Year's Eve - Hogmanay 2011年9月20日閲覧〕、ケルト語派で新年を意味する「ホグナス」などの諸説がある〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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