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ホスホエタノールアミン : ウィキペディア日本語版 | エタノールアミンリン酸[えたのーるあみんりんさん]
エタノールアミンリン酸(ethanolamine phosphate、EAP)またはO-リン酸エタノールアミン(O-phosphoethanolamine)は、広く生物界で見られる天然の化合物である。スフィンゴシン-1-リン酸リアーゼにより、脂質メディエーターのひとつであるスフィンゴシン-1-リン酸からエタノールアミンリン酸と''trans''-2-ヘキサデセナールを生じる。同様の経路により、スフィンガニン-1-リン酸からも生成される。また、エタノールアミンキナーゼにより、エタノールアミンとATPからエタノールアミンリン酸とADPを生じる。エタノールアミンリン酸は、内因性カンナビノイド前駆体であるリン酸アナンダミドの一部でもある。ヒトの血漿中濃度は約2~5 μMである。近年うつ病患者の血漿中濃度が低下していることが報道されている。 アメリカでは、カルシウム塩の形でサプリメントとして販売され、効能として細胞膜の強化が謳われている。 pKa値は5.61および10.39。 == 脚注 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エタノールアミンリン酸」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Phosphorylethanolamine 」があります。
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