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ホスホエノールピルビン酸 : ウィキペディア日本語版 | ホスホエノールピルビン酸[ほすほえのーるぴるびんさん]
ホスホエノールピルビン酸(ホスホエノールピルビンさん、phosphoenolpyruvic acid, PEP)は、生化学的に重要な有機化合物の一つである。-62KJ/molと生体中で最もエネルギーの高いリン酸結合を持ち、解糖系や糖新生の経路にも登場する。また植物では、様々な芳香族化合物の生合成や炭素固定にも関わっている。 == 解糖系 == PEPは、2-ホスホグリセリン酸にエノラーゼが作用することにより生成する。ピルビン酸キナーゼによるPEPからピルビン酸への代謝では、基質レベルのリン酸化により1モルのATPを生成する。ATPは細胞中での主要なエネルギー通貨となる。ホスホエノールピルビン酸からピルビン酸に変化する反応は不可逆反応である。このため、ピルビン酸から解糖系の逆反応で直接糖新生を行うことはできない〔http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/glyclysis.htm〕。 :2-ホスホグリセリン酸 ホスホエノールピルビン酸 → ピルビン酸
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホスホエノールピルビン酸」の詳細全文を読む
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