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ホセ・ルイス・アルバレス・エンパランツァ : ウィキペディア日本語版 | チリャルデギ
チリャルデギ(Txillardegi, 1929年9月27日 – 2012年1月14日)は、スペイン・バスク地方・ギプスコア県・サン・セバスティアン出身の言語学者、政治家、著作家。青年期までバスク語を学んだことがなかったが、20世紀後半のバスク・ナショナリズムとバスク文化にとってもっとも影響力のあった人物のひとりである。チリャルデギは愛称・筆名であり、本名はホセ・ルイス・アルバレス・エンパランツァ(José Luis Álvarez Enparantza)。チジャルデギとも。 == 経歴 ==
=== 言語学者として === チリャルデギの父親は印刷業に携わっていた。1929年9月27日、ギプスコア県・サン・セバスティアンに生まれた〔大泉(1993)、p.56〕。両親はバスク語を話すことができたが、チリャルデギはカスティーリャ語の生活環境で育った〔。彼のようにバスク語を母語とせず、あとからバスク語を習得したバスク語の話し手は「新バスク語人」〔バスク語ではエウスカルドゥン・ベリ。ガブリエル・アレスティ(著作家)、ヨン・ミランデ(著作家)などがいる。〕と呼ばれる。ビルバオの高等工科学校では工学を学んでいたが、19歳の時にバスク語を習得することを決め〔、パリで言語学を学んだ〔。1957年にはエウスカルツァインディア(バスク語アカデミー)の遠隔地会員となり、チリャルデギによる標準バスク語の形態や正書法などの提案はエウスカルツァインディアに採用された。1993年には発音委員会のメンバーとなり、エウスカルツァインディアの正会員候補として3度チリャルデギの名前が浮上したが、政治的な理由で辞退している〔Txillardegi バスク語作家協会〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「チリャルデギ」の詳細全文を読む
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