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ホソバシャクナゲ : ウィキペディア日本語版
ホソバシャクナゲ

ホソバシャクナゲ(細葉石楠花、学名:''Rhododendron makinoi'' )はツツジ科ツツジ属シャクナゲ亜属常緑低木。別名、エンシュウシャクナゲ(遠州石楠花)〔『日本の野生植物 木本II』p.145〕〔『樹に咲く花(合弁花・単子葉・裸子植物)山溪ハンディ図鑑5』p.100〕〔『新牧野日本植物圖鑑』p.539〕。
==特徴==
を横に広げ、樹高は1-2mになる。若い枝には褐色の綿毛状の枝状毛が密に生える。は互生し、革質で、枝先に集まってつき、葉柄は長さ1-2.5cmになり、褐色の綿毛状の枝状毛が密生する。葉身は長さ7-18cm、幅1-2cmになり、狭長楕円形で、先はとがり、基部はくさび形で葉柄に流れる。葉の表面は無毛で光沢があり、細脈がしわ状になり、裏面には褐色の綿毛状の長い枝状毛が密生し、スポンジ状になる〔〔〔。
花期は5月。枝先に短い総状花序をつけて、5-10個のをつける。花柄は長さ1.5-3cmになり、褐色のやわらかな枝状毛が密生する。花冠は紅紫色で、径4-5cmの漏斗形で5中裂し、花冠の上側内面に濃色の斑点がある。雄蕊は10本で、花糸の下半部に短い毛が散生する。花柱の基部に毛が散生し、子房には褐色の枝状毛が密生する。果実蒴果で長さ10-15mm、幅約6mmの短い円柱形になり、褐色の枝状毛が密生する〔〔〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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