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ステープラー
ステープラー()・ホッチキス・ホチキスは、紙に「コ」の字形の針(ステープル、)を刺し通し、針先の部分を両側から平らに曲げて、紙を綴じる文具である。JIS規格上の名称はステープラ。ごく限られているが、ジョイント(宮城県北部等)、ガッチャンコ(北東北等)と呼ぶ地域もある。 現在、日本ではマックス株式会社の製品が市場の多数を占めている。 == 歴史 ==
現在ステープラーと呼ばれている文具の原型が生まれたのは、18世紀頃のフランスと言われている。19世紀に入ると紙の使用量が増え始めたこともあり、ステープラーの開発も盛んに行われ、 複数の特許が申請された。1877年、ヘンリー・R・ヘイル(Henry R. Heyl)によって1度の作業で針刺しと折曲げを行えるステープラーが初めて開発され、特許の申請が行われた。翌年には内部に予備の針を詰め、連続で紙綴じが行えるモデルが開発された。その後、ジョージ・マギル(George McGill)が設計したステープラーが最初に商業的な成功を収めた。 今日ではコの字型の金属針を使うが、当初アメリカのステープラーは、魚の骨の形をした金属板を打ち抜く構造をしていた。現在はコの字の針金をそろえてノリで接着する技術が一般化して広く普及するようになった。1920年代から1960年代年代には米国ベイツのステープラーのように、真鍮線をレフィルに巻いて、使うたびにそれを切断して紙にとめるタイプ(A,B,C)のようなものも開発され、日本にも輸入されたことがある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ステープラー」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Stapler 」があります。
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