翻訳と辞書 |
ホニングスヴォーグ
()は、ノルウェーの都市。フィンマルク県ノールカップ基礎自治体に属する同国最北端の都市だが、そのタイトルに関して近くのハンメルフェストと係争関係にある。また、「世界最北端の都市」の座をめぐってもアメリカ合衆国のバローやスバールバル諸島のロングイェールビーンと争っている。政府が「都市とは住民が5000人以上のものでなければならない」という法令を発表する直前に都市を宣言したため、人口が2575人しかなくとも都市と認められている。 マーゲロイ島の南部に位置し、同島北端のノールカップへ行く人々の中継地点になっている。ノールカップへ向かう長さ35kmの道路が1956年に開通してからは、バスで50分ほどで行けるようになった。港には年間数千の漁船が出入りするほか、クルーズ船も主に夏に寄港する。市街から4kmほどのところにはホニングスヴォーグ空港があり、トロムソなど3都市へ便が就航している。
== 歴史と環境 ==
この地域には1万300年ほど前から人が住み着き、主に海産物を食べていた。バレンツ海南部の海は暖流の影響で凍らないため、こんにちも街に豊かな海の恵みをもたらすほか観光にも大きな影響をおよぼす。北緯71度に位置するにも関わらず市内には多くの個人庭園があり、3 - 4mの樹木も育つ。 キルケネスからベルゲンへ向かう沿岸急行船「フッティルーテン」の長距離便にとって、ホニングスヴォーグは重要な中継地点になっている。午前11時45分から午後3時15分まで急行船はホニングスヴォーグ港に停泊し、乗客らは市内観光などに向かう。 有名なラブラドール・レトリーバーのバムセー (Bamse) はホニングスヴォーグで生まれた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホニングスヴォーグ」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|