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ホモンホン島()はフィリピンレイテ湾の東に位置する東サマール州の島。20kmほどの大きさの島で、の一部となっている。 ホモンホンの北西にはモントコナン(Montoconan)という小島が存在する。 == 歴史 == フェルディナンド・マゼランの世界一周の途中で太平洋横断を生き残った3隻の舟はマリアナ諸島を通過後、上陸する土地がなく〔W.D. Brownlee (Master Mariner), 1974. ''The First Ships Around the World'' ISBN 0-8225-1204-1, p.44.〕食料のない状態となっていた。1521年3月16日にホモンホン島に上陸し、当時のホモンホン島は無人島ではあったが乗組員は食料を集めることができた〔Richard Humble, ''The Voyage of Magellan'', Franklin Watts ISBN 0-531-10638-1 p.20.〕。 その後程なくして、マゼラン隊はのCulambuのラージャの小船に発見され、4月7日にセブ島に連れて行かれた〔Laurence Bergreen, ''Over the Edge of the World : Magellan's Terrifying Circumnavigation of the Globe'' HarperCollins Publishers ISBN 0-06-621173-5〕。このことからCulambuのラージャはセブ島のと同盟していたと考えられる。 彼らがホモンホン島に到着した3月16日は聖ラザロの祝祭の期間であり、この日は現在ではフィリピンへのキリスト教の伝来の日となっている。島の名はマゼランがつけたもので、「給水にとても良い島」という意味を持つ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ホモンホン島」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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