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ホルス神殿 : ウィキペディア日本語版
エドフ神殿[えどふしんでん]

エドフ神殿(エドフしんでん、)は、最高神ホルスアポロより、アポロノポリス・マグナ (Apollonopolis Magna) としてギリシア・ローマの時代に知られたエドフの町の、ナイル川西岸に位置する古代エジプトの神殿 (Egyptian temple)〔David, Rosalie. Discovering Ancient Egypt, Facts on File, 1993. p.99〕。エジプトで最も保存状態のよい神殿の1つである〔。
ハヤブサ神ホルスに捧げられたこの神殿は、エドフのホルス神殿として知られ〔大英博物館 古代エジプト百科事典 (1997)、80頁〕、プトレマイオス朝時代(紀元前332-32年〔大英博物館 古代エジプト百科事典 (1997)、599-607頁〕)の紀元前237年から57年にかけて建造された〔古代エジプト神殿大百科 (2002)、205頁〕。その壁にある碑文は、古代エジプトのギリシア・ローマ時代における言語、神話、宗教について重要な情報を提供する。特に、神殿に刻まれた建物の記載は「神殿の建設の詳細な記述を提供すると同時に、さらに創造の島のような本神殿ならびに他の神殿すべての神話的な解釈に関する情報を保持している」〔。さらに「ホルスとセトとの長年の対立に関連する神聖な物語の重要な場面と碑文」がある〔。それらはドイツのエドフ・プロジェクト (Edfu-Project) により翻訳されている。

== 構成 ==
: A. 塔門(パイロン、Pylon
: B. 出入口(Entrance door)
: C. 周柱式中庭〔(Great Court、前庭、Forecourt)
: D. 多柱室(第1列柱室、Hall of Columns)
: E. 多柱室(第2列柱室、Second Hall)
: F. 交差広間〔(奉納の間〔、Hall of the Altar)
: G. 控室〔(中央の間、Hall of the Centre)
: H. 至聖所(聖域、Sanctuary)
: K. 礼拝室(保管室、Storerooms)


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エドフ神殿」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Temple of Edfu 」があります。



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